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［ 赤道面直径：6,794km　☆　軌道長半径：1.5AU　☆　公転周期：687日　☆　自転周期：1.026日 ］

現在の火星

太古もしくは未来の火星

夜明けのマリネリス渓谷東方－コプラテス渓谷からエオス渓谷を望む。

太陽系最大の火山、オリンポス。　広大な山麓の広がり、なだらかな傾斜、高さはエベレスト山の３倍、麓から眺めてみても山頂は見えず、この山の一部しか見渡すことができないだろう。

火星、春の北極地方。冬の間一面極霧に覆われていた極冠は、春になると視界が開け主に水と二酸化炭素からなる氷の世界が姿を現す。その後、気温の上昇とともに氷が昇華しはじめ極冠は縮小する。　　

火星の南極地方。　

地表近くで熱せられた空気が、渦巻流となり塵を巻き上げながら上昇する「ダストデビル」。　

時には全球規模になる巨大な砂嵐「ダストストーム」。　

火星では、地球と同じ水の雪と、地球にはない二酸化炭素の雪が降っていると考えられる。　多分、ダイヤモンドダストのような小さな結晶として表面に降り注いでいるのかも知れない。